おすすめのスキャニング代行サービスをご紹介します
大量の書類を整理し、保管スペースの削減や検索性の向上を図りたい場合は、スキャニング代行サービスを利用するのがおすすめです。
しかしスキャニング代行サービスの数も多く、それぞれ得意な対応範囲やセキュリティ体制もさまざまなので、「どこの業者に頼んだらいいの?」「どんなスキャン方法があるの?」といった疑問や課題が生まれるでしょう。そこで当サイトでは、スキャニング代行サービスを利用したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
対応可能な書類の種類やスキャン品質など、こだわりで選ぶおすすめのスキャニング代行サービスや、サービスを利用するうえで知っておきたい情報のほか、実際にサービスを利用した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
引用元:https://www.chukyocopy.co.jp/scan/
- POINT1
- 多数の有資格者による精度の高い品質チェック
- POINT2
- 対応可能な書類の種類やサイズが豊富
- POINT3
- セキュリティ万全のスキャン専門拠点で実施
引用元:https://scanspecial.jp/
- POINT1
- A0サイズに対応
- POINT2
- 裁断しないスキャンが可能
- POINT3
- 多言語のOCR処理に対応
引用元:https://www.uluru.bz/
- POINT1
- Pマーク、ISO認証を取得
- POINT2
- スキャニング終了後も一定期間自社倉庫にて保管
- POINT3
- 多数の文書情報管理士が在籍
目次
スキャニング代行サービスについて①
スキャニング代行サービスとは?

スキャニング代行サービスとは、契約書や請求書、設計図、名刺、書籍などの紙媒体を高精度なデジタルデータに変換するサービスを指します。
PDFやJPEGといった形式で電子化することにより、情報の管理や検索、共有を容易にできるようになるのが特徴です。昨今、管理や検索性の向上、業務効率化、保管スペースの削減を目的として、多くの企業や官公庁、教育機関などで導入されています。
自社でスキャニングを行う場合は、人手に余裕があり、かつ業務用スキャナーを保有していることが前提となります。しかし、社内にあるすべての文書を電子化するには膨大な作業時間を要し、人手の確保が難しい企業にとっては大きな負担です。
また、OCR処理や特殊な用紙サイズに対応するためには専用の機器が必要となり、自社でこれらを揃えるためのコストも発生します。
一方でスキャニング代行サービスは、これらの業務を代行するため、短期間で大量の文書をスピーディーに電子化できるという特徴があり、電子帳簿保存法への対応やDXの推進を急ぐ場合にも適しています。加えて、万全なセキュリティ体制のもとで作業が行われるため、自社対応に比べて情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが可能です。
文書の持ち出しができない場合には、出張サービスで対応する業者もあり、データにするだけでなく、ファイル名の編集やOCR処理など、コンピューターで活用しやすい形に整えるサービスも提供されています。
紙媒体をデジタルデータに変換し、情報の管理や共有、検索を容易にするのがスキャニング代行サービス
短期間での大量処理や高いセキュリティ体制を実現できる点が大きな特徴
スキャニング代行サービスを選ぶポイント
スキャニング代行サービスを選ぶときに押さえておきたいポイントは以下の4点です。これを踏まえたうえで、おすすめのスキャニング代行サービスを具体的にご紹介します。
対応可能な書類の種類やサイズ
セキュリティ体制
スキャン品質
原本の取り扱い
おすすめのスキャニング代行サービス5選
中京コピー
おすすめポイント
-
多数の有資格者による精度の高い品質チェック
-
対応可能な書類の種類やサイズが豊富
-
セキュリティ万全のスキャン専門拠点で実施
あらゆる文書の電子化や製本・加工に対応できる技術力が強み
中京コピーの基本情報
| 対応サイズ | ・幅914mmまで ・長さ7~8m程度まで ・製本物A0まで(それ以上の大きさでもデータを貼り合わせることで対応可能) |
|---|---|
| スキャニング可能な原稿 | ・報告書、冊子、各種資料などの小型書類 ・図面などの大型原稿(製本物も可) ・ポスターなどの大型カラー原稿(製本物も可) ・ポジフィルム、ネガフィルム ・マイクロフィルム |
| データ納品方法 | ・TIFF、JPG、BMPなどの画像データ形式 ・PDF(Acrobat) ・XDW(DocuWorks) |
| 原本の取り扱い | 返却・製本・加工・廃棄(溶解処理) |
| 料金一例 | 段ボール1箱3万円(税込)~ |
| セキュリティ対策 | ・プライバシーマーク認証 ・個人情報漏洩保険への加入 ・日常の入退室管理 ・情報漏洩防止 ・セキュリティ体制が万全なスキャン専門の拠点でデータ化を実施 |
| 有資格者 | 【文書管理】 ・文書情報管理士 ・電子ファイリング検定 ・ファイリングデザイナー 【セキュリティ】 ・個人情報保護士 ・情報セキュリティ管理士 ・知的財産管理技能士 |
| 導入事例 | 株式会社JERA 豊田合成株式会社 NDS株式会社 株式会社きもと 名古屋大学 など |
| 対応エリア | 全国 |
| 会社情報 | 中京コピー株式会社 本社:愛知県名古屋市東区泉3-30-3 |
中京コピーの口コミや評判
コロナ禍に見舞われてから早数年。テレワークの体制は整ったものの社内に保管してある資料を確認するために出社することも。外部から閲覧するには全てデータにしておく必要があるけど、資料は山のようにあるし、社内ではとてもやる余裕がないので外部に委託するしかないかな、と思っていました。そんな中、スキャン代行・電子化サービスを展開している企業を探していたところ中京コピーさんを見つけました。問い合わせをしてみたら、直ぐに会社まで来て打合せと実際の資料確認を行ってもらい、最適な提案をしていただけました。その迅速な対応には驚かされました。その後の対応もスムーズで何一つ不自由なく進めていただき、非常に助かりました。引用元:https://www.chukyocopy.co.jp/scan/
東京ビッグサイトで開催されていた展示会に足を運んだところ、そこに出展されていた中京コピーさんのサービスに電子化があったので相談しました。社内ロッカーに保管している大量の青焼き図面などが年々劣化してボロボロになってきており、早いところ対処しなければと考えておりました。中京コピーさんは、製本を作成するサービスも展開しておられるので図面を扱うのも非常に長けており、最適な形式でデータ化していただきました。大判図面など大きなものも沢山あったので社内で対応するのは困難でしたが、中京コピーさんでは大判に特化した特殊な設備も保有されているので問題なくご対応いただくことができました。引用元:https://www.chukyocopy.co.jp/scan/
雲紙舎
おすすめポイント
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A0サイズに対応
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裁断しないスキャンが可能
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多言語のOCR処理に対応
裁断しないスキャンや多言語対応のOCR処理にも対応可能
雲紙舎の基本情報
| 対応サイズ | A0サイズも対応 |
|---|---|
| スキャニング可能な原稿 | 大判サイズの図面、水彩画、製本された契約書、カルテ、紙文書、カタログ、会報誌や機関誌、紀要、社内報・社史、ポジフィルム・ブローニフィルム・大判フィルムなど |
| データ納品方法 | TIFF、JPEG、PDFなど |
| 原本の取り扱い | ・返却 ・廃棄(有償) |
| 料金一例 | 紙文書・書類 1枚15円~ ※税込・税抜の表記なし |
| セキュリティ対策 | ・ネットワーク入り口にUTMを設置 ・各パソコンへのセキュリティソフト ・ログ管理 ・従業員への教育 ・サイバーリスク保険の加入 |
| 有資格者 | ・文書情報管理士 |
| 導入事例 | NPO法人ETIC. |
| 対応エリア | 出張スキャンは東京都内近郊 |
| 会社情報 | 株式会社雲紙舎 本社:東京都台東区鳥越2-7-14 鳥越ビル2F |
雲紙舎の口コミや評判
自分たちでスキャンしたとしても、何度か試行錯誤して1、2枚だけなら綺麗に仕上げることはできたかもしれません、しかし、膨大な数の資料を同じ品質でスキャンするということはとてもできることではありません。引用元:https://scanspecial.jp/
雲紙舎さんでは、スキャン漏れが起きないよう、どんなファイルが何枚あるかをスプレッドシートで管理していて、スキャンする人とそれを検品する人、位置のずれや品質のばらつきがあればそれを修正する人、修正をチェックする人がいるとお伺いしました。こうした品質を担保する仕組みを取り入れていることで、すべて等しく綺麗なPDFファイルに仕上がるんですね。
うるるBPO
おすすめポイント
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Pマーク、ISO認証を取得
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スキャニング終了後も一定期間自社倉庫にて保管
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多数の文書情報管理士が在籍
Pマーク・ISO認証取得で品質もセキュリティも安心
うるるBPOの基本情報
| 対応サイズ | 最大A0サイズまで |
|---|---|
| スキャニング可能な原稿 | 契約書、見積書・納品書・請求書、マニュアル・手引書、履歴書・職務経歴書、申込書・同意書、レシート・領収書、社内広報誌、カタログ、一般書類、名刺、図面・製図(大判)、ポスター(大判)、写真、調査票・アンケート、新聞など |
| データ納品方法 | PDF、JPG、TIFFなど |
| 原本の取り扱い | 処分(オプションで溶解破棄処分) 長期保管を希望の場合は提携先の倉庫を案内 |
| 料金一例 | A4サイズ 4.4円(税込)~ |
| セキュリティ対策 | ・プライバシーマーク認証 ・ISO27001認証 ・ISO9001認証 ・ICカードによる入退室管理 ・監視カメラによる24時間監視体制 ・社外からの不正アクセス遮断 ・全従業員への定期的な教育 |
| 有資格者 | ・文書情報管理士 |
| 導入事例 | 名古屋鉄道株式会社 北海道電力株式会社 株式会社明治 出光興産株式会社 スパイダープラス株式会社 など |
| 対応エリア | 全国 |
| 会社情報 | 株式会社うるるBPO 本社:東京都中央区晴海3-12-1 KDX晴海ビル6F/9F |
うるるBPOの口コミや評判
やはりコスト面が大きかったと思います。複数社で比較検討をしましたが、うるるBPOさんのコストパフォーマンスが圧倒的に良く、見てすぐに納得できるほどの差がありました。引用元:https://www.uluru.bz/
次に、作業条件の分かりやすさです。他社では作業範囲やフローについていろいろな制約があったり、あいまいな提示だったりしたのですが、うるるBPOさんは「ここまで対応します」ときっちり明確に示していただき、非常に分かりやすいご提案でした。
私は前職でうるるBPOに発注したことがあり、その仕事ぶりは知っていました。他の数社からも相見積もりを取って比較・検討しようと連絡したところ、うるるBPOの営業担当者は1時間後に来社し、その日のうちに見積もりを出してくれたんです。正直、そのフットワークの軽さには驚きました。引用元:https://www.uluru.bz/
レスポンスの早さ、リーズナブルな見積もり金額は、他社の提案や、コピー機を複数レンタルして内製化する場合のシミュレーションと比較しても納得できるものでした。納期も含めて他の選択肢を排除する材料は十分揃っていたのです。
結局、見積もりを依頼してから1週間でうるるBPOに発注。ここまでスムーズに業務を委託できたのは、良い意味で予想外でした。
キンコーズ
おすすめポイント
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電子化後の文書の保管・検索・活用などもサポート
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些細な要望にも柔軟に対応
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不要な文書をリサイクルしSDGsにも貢献
電子化後の文書の保管・検索・活用などもお任せできる
キンコーズの基本情報
| 対応サイズ | 冊子になっている図面はA1サイズまで・1枚ものであればA0サイズまで |
|---|---|
| スキャニング可能な原稿 | 図面、経理関連書類、人事・総務関連書類、製造業関連書類、契約書、特殊な原稿 |
| データ納品方法 | PDF、CAD、jpg、TIFFなど資料に合わせて指定可能 |
| 原本の取り扱い | ・返却 ・再生紙としてリサイクル |
| 料金一例 | 10cmファイル1冊の場合:約1万2,500円 段ボール1箱の場合:約5万円 キャビネット1段の場合:約11万2,500円 |
| セキュリティ対策 | ・ISO/IEC27001認証 |
| 有資格者 | 公式サイトに記載なし |
| 導入事例 | DM三井製糖株式会社 三井不動産リアルティ株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 Meiji Seika ファルマ株式会社 三井石油開発株式会社 など |
| 対応エリア | 全国 |
| 会社情報 | キンコーズ・ジャパン株式会社 本社:東京都港区三田3-4-10 リーラヒジリザカ3階 |
そのままスキャン
おすすめポイント
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「裁断しない」スキャニング代行サービス
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オプションで溶解処理にも対応
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お得な定期利用あり
大判専用スキャナーで「裁断しない」電子化が可能
そのままスキャンの基本情報
| 対応サイズ | A0以上も対応 |
|---|---|
| スキャニング可能な原稿 | 書籍、書類・紙文書、大判図面(ポスター)、絵画・アート作品、マイクロフィルム、医療カルテ、プリント写真、企業アーカイブ |
| データ納品方法 | ダウンロード、DVD-R、USBなど |
| 原本の取り扱い | ・返却 ・破棄(オプションで溶解処理) |
| 料金一例 | 書類(A4サイズ) 基本料金8,000円+1枚4円~ ※税込・税抜の表記なし |
| セキュリティ対策 | ・プライバシーマーク認証 ・4K防犯カメラによる24時間監視 ・完全オートロックによる入退室管理 ・施錠できる保管環境での原本管理 ・継続的な個人情報の取り扱いに対する現場教育 |
| 有資格者 | ・文書情報管理士 ・上級デジタルアーキビスト など |
| 導入事例 | 文部科学省 杉野学園衣裳博物館 株式会社ゲームフリーク 株式会社船場 株式会社Jコミックテラス など |
| 対応エリア | 全国 |
| 会社情報 | 株式会社誠勝 本社:東京都新宿区余丁町7-1 発明学会ビル2階 |
そのままスキャンの口コミや評判
自動OCRでは不可能だった、文章配列・文字向き・多言語の文章を、読む順番通りにOCR処理をしていただきましたし、スキャンデータの傾き補正にも対応いただきました。引用元:https://sei-syou.com/
想定外だったことは「原本の折れ曲がり(角折れ)」や「ページの抜け」など最初のスキャン時に落丁があったことですね。
ご依頼する前段階では落丁があるとは想定していなかったのですが、1ページずつきちんとチェックいただき感謝しております。
落丁があったページは再スキャンして差し込み・差し替えにも対応いただき、大変助かりました。
お陰で公開できる状態のデータに仕上げることができたと思っています。
十何件も電話をかけて断わられ、本当に切羽詰まった時に誠勝さんに問い合わせたのですが、担当の方が非常に丁寧に話を聞いてくださって、まず電話口での信頼を強く感じました。多くの企業では営業と制作が離れているので、営業担当に聞いても「ちょっと制作側に確認します」と言って受話器を置かれてしまうところ、ワンストップで対応いただいたのも信頼性に繋がりました。お電話したときは、分刻みで多くの作業に追われていましたので、話が早いのはなおさら助かりました(笑)引用元:https://sei-syou.com/
それで、これまで他社さんへ問い合わせた際の対応状況などお伝えして相談したところ「ドラムスキャナーでも、こういうやり方をすれば保護できて作品を傷つけずにスキャンできるはず。もう一度聞いてみてはいかがですか?」って言ってくださったんです。もちろん「弊社(誠勝)なら大切な作品を切断せずに対応可能でございます」と自信を持って答えてくださったうえで、さらにこちら側の立場にたって、近距離かつ安価で対応できる選択肢を、一緒になって考えて提案してくださったのだと思います。合わせて、スキャニングの機械のことや業界の知識まで教えていただき、純粋に勉強になりました。
スキャニング代行サービスについて②
スキャニング代行サービスのメリット

紙の書類を電子化することは、業務効率化や情報管理、災害対策など多方面で大きな効果をもたらします。書類管理には人材や時間、設備などの負荷が常にかかりますが、データ管理へ移行することでこれらの経営リソースを大幅に節約し、コスト削減を実現可能です。
ここでは、スキャニング代行サービスを利用して書類を電子化した場合のメリットを詳しく見ていきましょう。
コア業務に集中できる
スキャニング代行サービスを利用すれば、社内のリソースを割く必要がなくなるため、企業内で重要とされるコア業務に集中できるというメリットがあります。これが結果として業務の効率化につながり、企業の運営もスムーズに行えるようになるでしょう。
たとえば、請求書をデータ化した場合、受領後の事務処理などもデジタル上で完結しやすくなり、迅速に事務処理が行われるため、取引先への素早い支払いが可能になるといった効果も期待できます。デジタル化の進展は、活用できるITツールやシステムの選択肢を広げることにもなり、さらなる業務改善のきっかけにもなります。
書類管理の効率化・検索性の向上
資料をデータ化することにより、作成した日付やファイルの名前、特定の語句を用いた検索が行えるようになり、必要な情報を即座に引き出せるようになることも大きなメリットです。キャビネットから目的の書類を探し出す手間を省けるため、実務のスピードが向上するのは明らかといえるでしょう。
スキャニング代行サービスでは、指定のルールに基づいたファイル名への変更や、タグの設定、OCRによるテキスト化といった細かな要望にも対応可能です。自社でこれらを行う場合には入力作業の負担が大きくなりますが、代行サービスを利用すれば最小限の労力で検索性を高められます。
一元管理されたデータは、拠点間での情報共有を早めることにもつながるため、書類の管理ややり取りの手間を大きく削減できるようになるでしょう。
保管スペースの削減
書類を電子化することで、オフィス内に設置していた棚やキャビネットを整理でき、物理的な占有面積を大きく減らすことが可能です。空いたスペースは、会議室や従業員の生産性を高めるための共有エリアなど、別の用途に有効活用できます。
また、紙媒体の保持には、火災保険の費用や劣化を防ぐための空調管理、オフィスの賃料といったコストが継続的に発生します。外部の保管庫を利用している場合にはその委託料もかかりますが、電子化によってこれらの出費を抑えられる点もメリットです。必要な書類だけを厳選して残すことができるようになるため、長期的なコストの最適化につながるでしょう。
セキュリティの強化
重要な情報を扱う場合、紙での運用よりも電子データによる管理の方が、安全性を確保しやすい側面があります。パスワードの設定やデータの暗号化、認証システムとの連携を行うことで、不正閲覧や内容の改ざん、操作ミスによるリスクを抑えられるためです。
さらに権限の設定を細かく行えば、閲覧や編集の履歴を記録に残すこともでき、情報の取り扱いレベルを向上させられます。誰もが立ち入る場所に書類が置かれている状態では、紛失などの人為的な過失が起こり得ますが、データ化して一元管理を行えば、原本を紛失する懸念を払拭できるのです。
より強固な管理体制を構築することで、社内の安全性向上はもちろん、外部へ信頼性をアピールできる点もメリットです。
災害対策
紙の資料は、火災や水害、地震といった災害に遭った際、破損や消失のリスクが発生します。重要な社内資料が失われることで、業務継続が難しくなったり復旧に多くの時間がかかってしまったりすることも考えられます。
これに対し、電子化されたデータはバックアップを保持することで、物理的な被害から情報を守ることが可能であり、不測の事態においても事業を継続させるためのBCP対策として機能します。
たとえば、社屋が被災して建物に被害が出たとしても、クラウド等にデータを保存していれば、事業を再開するまでの期間を短縮できるでしょう。加えて、電子データは経年による劣化がなく長期間の保存にも適しており、紛失の心配が少ないこともメリットです。
電子帳簿保存法への対応
電子帳簿保存法は、税法に関連する帳簿や書類をデジタルデータで保存するための規則を定めた法律です。国税に関わる資料を電子的に保持する際には、この法律が定める要件を満たした状態でスキャニングを行わなければなりません。
多くのスキャニング代行サービスは、こうした法的要件に準拠した作業内容を提供しており、法令に基づいた適切なデータ保存が可能です。専門の業者に依頼することで、自社で細かな法規制を確認する手間を省き、コンプライアンスを遵守しながらスムーズに書類の電子化を進められる点は、スキャニング代行サービスに依頼する大きなメリットといえるでしょう。
コア業務に集中できることに加え、情報の検索性向上や保管コストの抑制、安全な管理体制を同時に実現できる
スキャニング代行サービスは、電子帳簿保存法といった法規制に適した対応をしてくれる点も安心
スキャニング代行サービスのデメリット

スキャニング代行サービスは多くのメリットがある一方で、あらかじめ把握しておくべきデメリットも存在します。依頼する書類の種類や状態によっては対応が難しいケースがあるほか、外部への委託に伴う費用についても事前に把握しておくことが重要です。
ここでは、依頼する前に把握しておくべき具体的なデメリットについて解説します。
スキャンできない書類もある
スキャニング代行サービスでは、著作権に触れる可能性がある小説などの文芸作品やビジネス書、教科書、雑誌といった書籍類はスキャンを断られる場合があります。
また、ホチキス留めやクリアポケットに入った書類、製本された冊子などは、そのままでは正確なスキャンができない場合があります。これらを取り除いて作業するか、解体してスキャンするかによって料金が変動することもあるため、事前に相談したうえでスキャニング代行サービスを選びましょう。
費用がかかる
スキャニング代行サービスを利用する際には、当然ながら費用がかかります。しかし、自社で対応する場合に必要となるスキャナー機器や裁断機の導入コスト、そして作業にあたるスタッフの人件費が発生せず、業者のスタッフがすべての工程を代行してくれるため、結果として自社でスキャンを行うよりも、全体の費用を安く抑えられる可能性があります。
そのため、委託料だけでなく、機材費や労力を含めたトータルのコストで比較検討しましょう。
著作権に関連する書籍や、製本・綴じられた状態の書類などは、スキャンが制限される可能性がある
外部への支払い自体は発生するものの、専用機材の購入費や社内の人件費を削減できるため、自社で対応するよりも安く済むことがある
スキャニング代行サービスを選ぶ際に重視するポイントは?WEBアンケートで調査しました
ここまで、スキャニング代行サービスのメリットやデメリットについて解説してきました。スキャンできない書類もあるものの、書類管理の効率化や保管スペースの削減、セキュリティの強化、災害対策など、さまざまなメリットがあるため、書類の保管にお悩みの企業はぜひ利用を検討してみるとよいでしょう。
しかしさまざまなスキャニング代行サービスがあるため、どのように選べばよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで当サイトでは「スキャニング代行サービスを選ぶ際に重視するポイント」についてWEBアンケート調査を実施したので、業者選びの際はぜひ参考にしてみてください。結果は以下の通りです。

第1位は「セキュリティ対策が万全か」でした。企業の機密情報や個人情報を含む書類を外部に預ける以上、セキュリティ体制への関心が最も高い結果となりました。入退室管理や監視カメラの設置、作業エリアの分離といった物理的セキュリティに加え、データの暗号化やアクセス権限管理など情報セキュリティの仕組みも重要視されています。
また、PマークやISMSなどの認証取得状況を確認する企業も増えています。客観的に判断して安心して任せられるサービスを選ぶようにしましょう。
第2位は「スキャン品質が高いか」でした。電子化の目的は、単に紙をデータ化することではなく、その後の検索性や業務効率向上につなげることにあります。そのため、文字が鮮明に読み取れる解像度、傾きや影のない仕上がり、カラー原稿の正確な再現性など、品質面を重視する回答が多く見られました。
OCR精度の高さも業務活用に直結する要素として注目されています。低価格でも品質が不十分であれば再スキャンや修正が発生し、結果的にコスト増につながるため、安定した品質管理体制を持つサービスを選びたいものです。
第3位は「対応可能な書類の種類やサイズが豊富か」でした。企業が保有する書類は、A4サイズの契約書だけでなく、図面や製本資料、伝票、名刺、古い帳票類など多岐にわたります。そのため、多様なサイズ・紙質・形状に対応できるかどうかは重要な比較ポイントです。
特にA3以上の大判図面や冊子の非破壊スキャンなど、専門的な設備やノウハウが必要な案件では、対応可否がそのまま発注先の決定要因になります。将来的な追加依頼も見据え、幅広い書類に柔軟に対応できるサービスを選んでおくと安心です。
第4位は「原本の溶解処理に対応しているか」でした。書類の電子化後、原本を保管し続けるか廃棄するかは多くの企業が直面する課題です。保管スペースの削減や情報漏えいリスク低減の観点から、溶解処理まで一括で依頼できるサービスへのニーズが高まっています。
特に機密文書の場合、通常の廃棄ではなく、証明書を発行してくれる溶解処理を求める企業が増えています。スキャンから廃棄までワンストップで対応できるかどうかは、業務負担の軽減とコンプライアンス強化の両面で評価されているポイントと言えるでしょう。
アンケートの結果は以上です。ここからは、スキャニング代行サービスを選ぶポイントついてより詳しく解説していきます。
スキャニング代行サービスを選ぶポイント

スキャニング代行サービスは業者ごとに対応範囲や品質、サポート体制が異なります。満足のいく電子化を実現するには、サービス内容を比較し、自社の目的や運用に合った業者を選ぶことが大切です。
ここでは、サービスを選ぶ際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
対応可能な書類の種類やサイズ
スキャニング代行サービスを選ぶ際は、電子化したい書類の種類やサイズに対応しているかを確認することが重要です。一般的なA4サイズの書類であれば多くの業者が対応可能ですが、名刺のような小さいものや、A3を超える大判図面などは専用の機材が必要となるため、業者によって対応できないケースがあります。
また、古い帳簿や特殊な製本が施された完成図書、カタログなどは対応できる企業が限られるため、あらゆる種類やサイズの紙文書を扱える実績があるかどうかをチェックしましょう。また、原稿の状態に合わせて、裁断を行う破壊スキャンと、原本を傷つけない非破壊スキャンの両方に臨機応変に対応できる業者を選ぶとより安心です。
セキュリティ体制
スキャニング代行サービスは機密性の高い書類を外部へ預けることになるため、セキュリティ体制の確認は欠かせません。プライバシーマーク認証などの第三者認証を取得していることはもちろん、監視カメラやセキュリティカードキーによる徹底した管理下で作業が行われているかを確認しましょう。
さらに、個人情報保護士や情報セキュリティ管理士、知的財産管理技能士といった情報セキュリティに関する有資格者が在籍している業者は、専門知識に基づいた安心安全な作業を期待できます。情報漏洩のリスクを最小限に抑えるためにも、セキュリティ面をしっかりと確認し、任せても不安を感じないサービスを選びましょう。
スキャン品質
データの視認性や実用性を左右するスキャン品質は、業者の技術力や管理体制によって大きく差が出る部分でもあるため、どのような品質で対応しているのかも必ずチェックしてください。データ化したい資料が劣化している場合でも、その状態に合わせた最適な方法を選択し、原稿を傷めることなく作業を行えるといった業者であれば安心して依頼できます。
一般的な文書には300dpi程度の解像度が適していますが、設計図や細かな文字が含まれる資料ではさらに高い解像度が求められることがあります。用途に応じた最適な設定を行い、要望に沿ったデータを作成できるかどうかを事前に確認しておくと安心です。加えて、画像補正機能やOCRでのテキスト検索が可能であるかを確認しておくと、納品されたものとイメージとの齟齬が生まれにくいでしょう。
原本の取り扱い
スキャニング終了後の原本の扱いについても、自社のニーズに合うサービスを選択する必要があります。電子化した後も原本を保管しておきたいという場合には、スキャン後に再製本や加工ができるかを必ず確認しましょう。
また、不要になった原本の廃棄まで依頼できると便利です。廃棄を依頼する場合は、溶解処理などの機密抹消が行われ、廃棄証明書を発行しているサービスであれば、セキュリティ面でも不安が残りません。原本の引き取りから、最終的な処分までをワンストップで、かつ社内一貫体制で対応できる業者を選ぶことで、やり取りの手間を省き、情報漏えいなどのリスクを最小限に抑えることも可能です。
自社の書類サイズや形状に対応できる設備があり、最適な品質で納品してくれるサービスを選ぶことが重要
スキャン後の原本をどのように扱うかも事前に決めておき、ニーズに沿った対応をしてくれる業者を利用しよう
【PR】あらゆる原稿に対応可能!電子化後の製本や溶解処理もお任せできるスキャニング代行
近年、DXの推進やペーパーレス化の加速にともない、スキャニング代行サービスを利用する企業が増えています。しかし多くの業者が似たようなプランを提示しているため、自社の目的に適した業者を選定することはそう簡単ではありません。
とくに大きな懸念点となるのが、仕上がりのクオリティです。スキャニングの品質は、文字の視認性や傾きの有無、画像の鮮明さなど多岐にわたりますが、これらを事前に比較することは難しく、画像ベースで細かな比較検討ができる資料も多くはありません。
さらに、古い資料や特殊な製本の取り扱いについては、実際に作業を依頼してみなければ良し悪しが判断しにくいという側面もあり、品質の不透明さやセキュリティリスクに不安を感じながら業者選びを行わなければならないのが現状です。
スキャニング代行サービスの流れ

スキャニング代行サービスを利用する場合、まずは電話やメールで相談し、書類の数量や保存状態、納期などを伝えましょう。ヒアリング内容に基づき、見積もりや仕様が提示されますが、数量が多い場合は現地で直接原稿を確認することもあります。
契約後は、機密保持などの手続きを経て原本を業者へ預けます。受け渡しは郵送や持ち込み、業者による引き取りなどの方法があり、預かった原本はセキュリティの保たれた空間で管理されます。
作業工程では、まずホチキス外しなどの前処理を行い、原本に適したスキャナーで画像化し、その後、ページの抜けや傾き、汚れがないかをスタッフが目視などで入念にチェックします。データはDVDやUSB、サーバーアップロードなど希望の形式で納品されます。
原本は返却のほか、溶解処理による廃棄を選択することもでき、廃棄証明書の発行を行っているサービスもあります。
あらかじめどのような資料をスキャンしたいのかをまとめておくとスムーズに依頼できる
作業後の原本の取り扱いをどうするかも、事前に決めておこう
スキャニング代行サービスの料金相場

スキャニング代行サービスの料金相場は、書類のサイズや解像度、スキャンの方法といった複数の要素によって決まります。また、一般的なA4書類を300dpiでスキャンする場合、1ページあたりの単価が設定されますが、原本の状態および裁断可能かどうかによって費用は大きく変動します。
費用が高くなる条件としては、高解像度での指定が挙げられます。標準的な設定よりも高い解像度を指定すると、処理時間の増加に伴い料金も1.2倍から1.5倍程度加算されます。
また、モノクロよりカラーの方が高く、A3を超える大判サイズや特殊な機材を要する絵画などはさらに高額です。そのほか、ホチキス外しなどの前処理、OCR処理やファイル名編集といったオプションの追加、特急納期、機密性の高い書類のための出張スキャンサービスなどを利用する場合も、相場より費用が膨らむ要因となります。
膨大な書類を電子化する場合などは事前積算の想定ページ数から実際に作業が始まると数量及び費用が大きく変わってしまうという事も起こりえます。段ボール一箱あたりの金額設定など予算管理がしやすいサービスを利用することもオススメです。
自動送りでスキャン出来る原稿か、製本された状態のまま手作業で進めるかによって費用は大きく異なる
解像度の引き上げや大判サイズへの対応、OCR処理などのオプション追加などで費用が高くなる傾向にある
スキャニング代行サービスの活用でペーパーレス化を進めよう
スキャニング代行サービスの活用は、書類のデータ化のみにとどまらず、業務効率の向上やセキュリティ強化、さらには災害対策といった多大なメリットを企業にもたらします。
自社で膨大な書類を電子化するには多くの時間と労力を要しますが、専門の知識や技術を持つプロの業者へ委託することで、コア業務に集中しながら高精度なペーパーレス環境を実現できることが大きな魅力です。長年蓄積された紙の資料を整理してデジタル活用を推進し、さらに業務の柔軟性を高めていきましょう。
おすすめのスキャニング代行サービス比較表
| イメージ | 引用元:https://www.chukyocopy.co.jp/scan/ | 引用元:https://scanspecial.jp/ | 引用元:https://www.uluru.bz/ | 引用元:https://www.kinkos.co.jp/service/scan-service/ | 引用元:https://sei-syou.com/ |
| 会社名 | 中京コピー | 雲紙舎 | うるるBPO | キンコーズ | そのままスキャン |
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| 対応サイズ | ・幅914mmまで ・長さ7~8m程度まで ・製本物A0まで(それ以上の大きさでもデータを貼り合わせることで対応可能) | A0サイズも対応 | 最大A0サイズまで | 冊子になっている図面はA1サイズまで・1枚ものであればA0サイズまで | A0以上も対応 |
| スキャニング可能な原稿 | ・報告書、冊子、各種資料などの小型書類 ・図面などの大型原稿(製本物も可) ・ポスターなどの大型カラー原稿(製本物も可) ・ポジフィルム、ネガフィルム ・マイクロフィルム | 大判サイズの図面、水彩画、製本された契約書、カルテ、紙文書、カタログ、会報誌や機関誌、紀要、社内報・社史、ポジフィルム・ブローニフィルム・大判フィルムなど | 契約書、見積書・納品書・請求書、マニュアル・手引書、履歴書・職務経歴書、申込書・同意書、レシート・領収書、社内広報誌、カタログ、一般書類、名刺、図面・製図(大判)、ポスター(大判)、写真、調査票・アンケート、新聞など | 図面、経理関連書類、人事・総務関連書類、製造業関連書類、契約書、特殊な原稿 | 書籍、書類・紙文書、大判図面(ポスター)、絵画・アート作品、マイクロフィルム、医療カルテ、プリント写真、企業アーカイブ |
| データ納品方法 | ・TIFF、JPG、BMPなどの画像データ形式 ・PDF(Acrobat) ・XDW(DocuWorks) | TIFF、JPEG、PDFなど | PDF、JPG、TIFFなど | PDF、CAD、jpg、TIFFなど資料に合わせて指定可能 | ダウンロード、DVD-R、USBなど |
| 原本の取り扱い | 返却・製本・加工・廃棄(溶解処理) | ・返却 ・廃棄(有償) | 処分(オプションで溶解破棄処分) 長期保管を希望の場合は提携先の倉庫を案内 | ・返却 ・再生紙としてリサイクル | ・返却 ・破棄(オプションで溶解処理) |
| セキュリティ対策 | ・プライバシーマーク認証 ・個人情報漏洩保険への加入 ・日常の入退室管理 ・情報漏洩防止 ・セキュリティ体制が万全なスキャン専門の拠点でデータ化を実施 | ・ネットワーク入り口にUTMを設置 ・各パソコンへのセキュリティソフト ・ログ管理 ・従業員への教育 ・サイバーリスク保険の加入 | ・プライバシーマーク認証 ・ISO27001認証 ・ISO9001認証 ・ICカードによる入退室管理 ・監視カメラによる24時間監視体制 ・社外からの不正アクセス遮断 ・全従業員への定期的な教育 | ・ISO/IEC27001認証 | ・プライバシーマーク認証 ・4K防犯カメラによる24時間監視 ・完全オートロックによる入退室管理 ・施錠できる保管環境での原本管理 ・継続的な個人情報の取り扱いに対する現場教育 |
| 有資格者 | 【文書管理】 ・文書情報管理士 ・電子ファイリング検定 ・ファイリングデザイナー 【セキュリティ】 ・個人情報保護士 ・情報セキュリティ管理士 ・知的財産管理技能士 | ・文書情報管理士 | ・文書情報管理士 | 公式サイトに記載なし | ・文書情報管理士 ・上級デジタルアーキビスト など |
スキャニング代行サービスのよくある質問
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Q どのような書類をスキャンできますか?A 契約書、会計書類、カルテ、名刺、書籍、図面、伝票、古文書など幅広く対応可能です。
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Q 裁断しないスキャンはできますか?A はい。非破壊スキャンに対応している業者であれば、原本を傷つけずにスキャンできます。
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Q 料金はどのように決まりますか?A 一般的に、ページ数、サイズ、原稿状態、オプション等で決まります。
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Q データ形式は選べますか?A はい。PDF、JPEG、TIFFなど、業者ごとに対応形式が異なります。
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Q 個人情報を含む書類も対応可能ですか?A 可能ですが、個人情報保護体制が整った業者を選ぶことが重要です。
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Q 原本の保管や廃棄も依頼できますか?A 保管・溶解処理などのオプションを提供している業者もあります。